9月11日、昼過ぎ頃。まずは大阪ミズタマ舎さんへ。
ちょうど静岡で作陶されている芦澤和洋さんもいらして
スリップウェアの作品や植木鉢などを見させていただいた。
文様や釉の表現も多様で見応えがあったのだけれど、
このときはお客さまも交えてほとんどずっと喋ってばかりいたっけ。
私自身、ミズタマ舎さんとは器のお取引はしていませんが
これからも度々寄らせていただけたらなあと思っています。
続いて趣佳さんにご挨拶。
以前のメリヤス会館にあったときも趣きがあって素敵でしたが
空堀の賑やかな商店街に移転されてからより温かい雰囲気に。
この日は「コーヒーとお茶のうつわ展」開催中でした。
「ミズタマ舎さんと話していると、事あるごとに
『これが大阪のノリです』って言うんですけどどう思いますか」
「確かにペースは違いますね」と趣佳さん。
ペースは違くても仲良くお付き合いしていらっしゃるんだそうです。 画像小さく加工してみました
夜は趣佳さん、生駒の高島大樹さん、和歌山の平岡仁さんもいらして
「上かん屋久佐久」でカンバイ(まどzakkaさんでの個展完売をもじって)。
高島さん、平岡さん、ご多忙極める中本当にありがとうございました。
これにて飲食をテーマにあちこち寄り道をした旅も終わり。
束の間ながらどこに居てもそこで暮らす方々を想い、心に刻んだものです。
またしばらくは大人しくコツコツと制作に励みます。
旅 | comment(0) |
9月10日、とうもんさんの次はこちらもお馴染み徳島PlainTableさんへ。
カリモク60新作のタープブルーが鮮やか。
今月25日まで限定販売のブルーノピンクのkチェアも可愛らしい。
カリモク60といえば定番のブラックやモケットグリーンが浮かびますが
過去には経年変化も楽しめるデニム生地を用いたものもあったそうです。
PlainTableさんとはその晩「安兵衛」で一杯(二杯,三杯と...)飲みました。
旅後半とあってPlainTableさんと飲むときはいつもベロベロに酔う私。
数年後に頂いていた個展のお話もすっかり抜けていて大いに焦りました。
シメは「堂の浦」の鯛塩ラーメン。
濃厚な旨味のスープ、カリカリに焼かれた鯛の皮。
ちょっと物足りないなという麺の量。これは意識高いラーメンですよ。
次回はPlainTableさんが召し上がっていた「雲丹潰し」が食べたい。
きっとそう遠くない先に...
翌日は大阪へ。これで旅もフィナーレ。
旅 | comment(0) |
9月9日。お取引先との約束もなくひたすら移動した日。
大分の「関の瀬」で関アジの定食を食べたら(豊後サバはお高くて諦めた)
フェリーでトビウオが跳ねるのを見ながらおよそ70分で三崎港に着港。
再び車で四国を横断し、丸一日かけてようやく香川まで辿り着いた。
高松の夜はいつも「美人亭」と決めていて、この日もカウンターの隅で
(美人同伴ではなく)一人でちびちび飲んだ。
そういえば久しぶりの日本酒だった。
常客の話に耳を傾けながら長距離移動の疲れも癒されるようだった。
翌朝はまず「うどんバカ一代」であったかいかけうどん。
早くから営業しているのが良くてバカ一も今回で3回目だ。
「竹清」は半熟卵天ぷらの発祥といわれる店。
セルフだがお店の方が声をかけてくれるので戸惑うことはない。
後を考えて半玉にしたが、びっくりするほど旨くてもっと食べたかったな。
「麦蔵」は時間帯によっては行列するし、注文してからも結構待たされるが
今年2月に初めて食べたかしわざるうどんの旨さは感動ものだったし、
この日はやはり評判のカレーうどんのために楽しみに出かけた。
「カレーうどんと、かしわ天を単品で」と通っぽい組み合わせ。
腹はパンパンでも一気に平らげた。カレーは飲み物ですよね。
その後、とうもんさんへ。
ご注文の翡翠の深皿をお渡しした後はいつものようについ長々とお喋り。
取り留めないようで話が広がるのは共通して知っている作家が多いからか。
「最近水谷和音さんの器がツボで」ととうもんさんが言えば
「こないだ熊本で飲みましたよ」と私。こんな調子である。
私もあちこちで「小澤さんと飲みました」と言われているのだろうか。
徳島へ。
旅 | comment(2) |
9月8日。熊本を後に宮崎へとグングン南下するはずが
九州道で通行止めに遭い、大きく迂回することに。
宮崎市内にある「おぐら本店」の営業時間に間に合わないので
急きょ予定変更して都城市の「珈琲の夢屋」に飛び込んだ。
「チキン南蛮と白熊両方じゃ多いですか」
「ちょっと多いけど召し上がってみてください」
初めて食べる本場のチキン南蛮はなるほど甘い。
タルタルソースには卵がたっぷり使われていることが分かる。
これはビールよりもご飯に合う味だなあ。
白熊は一見して意外と大した量じゃないと思ったら、容器が深い。
掘っても掘っても終わらない。
ようやく平らげ、丸くなったお腹をさすりながらお会計。
何となく「孤独のグルメ」の主人公のような気分を味わえた。
三股町のchappaさんへブロンズの皿を納品。
chappaさんは月に数度だけオープンする可愛らしい雑貨屋さんで
異国のものと思われる硝子や肌触りの良い衣類などが整然と並んでいた。
玉木新雌さんのショールや私の器も、初めて来られたお客様に
「こんな所で見られるなんて」と驚かれるのだそう。
お隣では画期的な製法で淹れられたバイオ茶も楽しめます。
日向市のOLIOLIさんへご挨拶。
10月29日から「かさねる」をテーマにした企画展を開催されるので
私は翡翠の器を中心に出品する予定(これから作る)。
いつも応援して下さるOLIOLIさんのお気持ちに何とか応えたいものです。
夜は「旬菜や」でOLIOLIさんと宮崎のご馳走に舌鼓。
解禁になったばかりの伊勢海老、メヒカリの唐揚げ、地鶏の炭焼き、
地鶏のタタキ...芋焼酎も色々飲み比べて本当に贅沢な時間だった。
日向市特産の「ヘベス」が香りよく、何にでもよく合う。
OLIOLIさんにどっさりお土産に貰ったから帰宅後も毎日楽しんでいる。
翌日は移動日。さらに北上して一気に香川へと向かった。
旅 | comment(0) |
9月7日、素晴らしい天気の中まどzakkaさんでの個展が始まりました。
朝から大勢のお客様で感激しました。
前日の晩ご馳走して下さったうつわ屋さんも応援に(冷やかしに?)。
本当にありがとうございます。
粉引、ブロンズ、淡黄、翡翠、すみれ。
ともすれば賑やかになりすぎる私の器を美しく並べていただきました。
整理券の順に、1グループ1時間。ゆっくりとご覧いただけたと思います。
私自身の在廊はこの日一日だけでその後熊本を後にしましたが
4日目には完売との大変嬉しいご報告を頂きました
(早く帰ってまた仕事しなくてはと思いつつ、この後も寄り道は続く)。
まどzakkaさんの真心、きっと忘れません。
この日の様子は「熊本日日新聞」さんでも紹介していただきました。
旅 | comment(0) |