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2009/07/07 (Tue) 粉引の手順

午前中激しいにわか雨。
だがこれ以上作業が遅れるわけにはいかず、化粧掛けを敢行した。
午後からはよく晴れてよかった。化粧掛けしたものを天日で干して乾かした。
乾いたものから拭き取りの仕上げをして、素焼き窯に入れていく。

今日は私の粉引の手順を紹介します。

化粧掛け前 1  化粧直後 2  化粧拭き取り後 3

1 素地全体に櫛(クシ)目が入っているのが分かるでしょうか。
2 化粧土を全体に掛けて、天日に干したりなどして完全に乾かします。
3 固く絞ったスポンジ等で口元、全体の化粧土を拭き取っていきます。
全部拭いてしまうのではなく、バランスを考えながらニュアンスを出していきます。
右側が拭き取ったもの。化粧に隠れていた櫛目がところどころまた現れています。
左はその後再度素焼きして、長石をベースにした透明釉を掛けて本焼きしたもの。
収縮してひと回り小さくなっているのがよく分かると思います。

要は三島手と呼ばれる技法に近いかもしれない。
口元の化粧も拭き取ってしまうのは、欠けにくくするためという
以前勤めていた製陶所のやり方の影響を受けていて、
シャープな印象にもなるのでたいていこのように仕上げる。
櫛目を活かしたかたちなど、まだまだ再考の余地があると思う。

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どうもー戸田です。
(ハンドルネームsizimaといいます)
私、生化粧で相変わらず切れや失敗しています。
以前小澤さんからS先生の乾燥化粧掛のことを聞いて、
ショックを受けたこと思い出しました。
リンクいただきますね。

2009/07/07 20:40 | sizima [ 編集 ]


 

> 戸田さん

コメントありがとうございます。
乾燥化粧掛けはこわくて真似したことはないですけど、
想像するに、単に素地の厚みにあるのではないかと...
化粧土自体、透明釉みたいにシャバシャバで、掛けるスピードも一瞬でした。
手作りとはいえ、量産から編み出されたやり方なんでしょうね。

僕は素焼き素地に化粧掛けしてからまた素焼きしているので、手間といえば手間ですね。

戸田さんは土に対する探究心が半端ないですよね。
いただいたDMの新作にもハッとしましたが、なんだか納得してしまいました。

リンクありがとうございます。
こちらも貼らせていただきました。

2009/07/07 21:08 | 小澤基晴 [ 編集 ]


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小澤基晴

Author:小澤基晴
岐阜県土岐市でやきものを作っています。
仕事の試行錯誤の様子、展示会などのお知らせ、家族のことなど。

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