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2012/08/04 (Sat) FUJI ROCK FESTIVAL その3

音楽をいちばん熱心に聴いていたのは10代から20代前半くらいだろう。
主に洋楽を年代に遡って色々聴きながら、次第に好みが定まっていった。
当時、自分以外の人間はみんな馬鹿だと思っていた私であるから、
流行りのバンドに対しても「ロックじゃねえな」と手厳しかったものだ。
思い返せば、その頃の俺って本当にかっこよかった。

roses.jpg

さて、そんな私が最も夢中になったバンドこそThe Stone Rosesだ。
こんな風な服装で、こんな風な立居振舞いで...と、とにかく憧れた。
だから無残に解散したときはがっかりして何もかもどうでもよくなったし、
「やきものでもやるか」と思ったのもこの頃である。

昨年の夏、菅原さんと飲んだときにお互い音楽の趣味が似ていると分かり、
「じゃあ来年FUJI ROCK行きましょうよ」という話になった。
酒の勢いでつい調子のいいことを言ってしまうのはまあよくあること。
だがその数日後にRoses再結成の報せ、そしてFUJI ROCK出演も決定。
何だか運命的なものを感じてしまった。

roses2.jpg

BEADY EYEのステージの後は、いよいよそのRosesの登場。
私はRosesの曲なら全てそらで歌うことが出来る。
だって暗い部屋で一人、歌詞カードをにらむ日々があったわけだから。
この夜、I wanna be adoredを大合唱した幸福は絶対に忘れない。

roses3.jpg

ボーカルのイアン・ブラウンはいわゆる「音痴」だとして知られている
(妻も「すごい下手だね」とびっくりしていた)。
だが私のように長年ファンをしているとそんなことは全然気にならないし、
むしろ音を外す度に「いつものイアンだ」と嬉しくなってしまう。
実際、周りからも笑い声が上がっていて終始和やかな雰囲気だった。

she bangs the drumsに隣の菅原さんから「おー」と声が漏れる。
I am the resurrectionのイントロでは、「待っていた」という興奮と、
「もうこれで終わってしまうんだ」という寂しさが入り混じっていた。



帰りの車中のことはあまり覚えていない。
妻に運転を任せ、私は起きていたのか眠っていたのか。
待ち望んでいたFUJI ROCKは夢のように終わった。
あれから一週間が経つが、私は今もその熱に浮かされているようである。

そしてその「情熱」は全て仕事にぶつけているとあえて言おう。
昔のCDを引っ張り出してはロクロに向かう私は、ただいま絶好調。
また、かつてのように最新の音楽にももっと積極的に触れていけたら。
たった一日の体験が、これまでとこれからの自分を繋いだのだった。
(FUJI ROCK編 終わり)

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