日曜日、匙屋・さかいあつしさんの個展を見にsahanさんへ。
さかいさんは6月にSHIZENさんの「焼菓子とうつわ」展に寄って下さり、
初めてご挨拶させていただいた(平厚志さんの作品を見に来られたんだと思う)。
以前、マサチロ雑貨店の二人から話に伺っていたこともあって、
「ああ、この方が...」「かっこいい人だな」と強く印象に残っていた。
今回ご案内いただいたのが嬉しく、家族でがやがやと出掛けたのだった。
お店の一角がさかいさんの「世界」。
色々な形やサイズの匙が美しく並んでいた。
「何でも質問してください」と言われたのに頓珍漢なことばかり訊いてしまった。
もっと木工に関する知識があればよかった。
優しいさかいさんが困惑されているような気がして居た堪れなくなる。
そんな空気お構いなしに遊ぶチビたち
手に取って楽しく、食卓を思い浮かべて楽しく、どれにしようかと悩むのが楽しい。
そうなのだ。
漆で仕上げられた匙はどれも使いやすさを考えられているのだけれど、
クールな機能美とはまた違う次元の楽しい魅力に溢れている。
カレースプン、スープスプン、ケーキサーバー、トレイ、鏡や時計なども。
さかいさんの個展は11月4日まで(会期中無休)。
いただいてきた匙はこれから大活躍してくれるだろう。
何しろ私は本当によくカレーを食べるから。
原田七重さんのプレートとの組み合わせもぴったりだと思う。
生活 | comment(4) |
<<菅原博之 うつわ展 | TOP | わののわ>>
comment
意外な魅力
小澤様
匙もこうして見ると素敵。再認識しました。さかいさんや原田さんによろしく。
いい仕事されてますね。カレー、いつ食べてもおいしいですよね。
先日は失礼しました。寿司ネタの生もの、そろえると結構高いですよね。
2012/10/30 17:25 | Rooly [ 編集 ]
Roolyさん:
カレー以外の料理にもすでに毎日使っています。
よい買い物ができました。
2012/10/31 12:10 | 小澤基晴 [ 編集 ]
この紹介を読むと、様々な種類があり、それぞれ微妙な匙加減が素晴らしいようですね。
きっと自分がお会いしたら、感服して匙を投げてしまうでしょう。
2012/11/01 23:12 | べやん [ 編集 ]
べやん:
相変わらずキレがありますね。
真面目な話、器などよりも匙の使い勝手を想像するのは楽しかったです。
色々なサイズの匙は選ぶのに実に悩みました。
2012/11/02 09:57 | 小澤基晴 [ 編集 ]
| TOP |