3日(金)のこと。
窯出しすると、翡翠釉が真っ黒で呆然とする。
色々と対策を講じ、気持ちを切り替えて再び窯詰め。
だが転んで窯の中に頭から突っ込み、製品破損。
泣きながらやり直す。
5日(日)、土岐美濃焼まつりへ。
10年近く出店してきた地元のイベントだったが、今年は「お客さん」として。
会場ではマサチロ雑貨店の二人とも待ち合わせた。
このとき千尋さんから受け取った匙は、シュガーポット用に更に改良されたもの。

まずは加藤祥孝さんのテントへ。
加藤さんは美濃生え抜きながら全国各地で顔が広い方だ。
石川裕信さんや額賀円也さんもこれまで随分お世話になってきたのだそう。
今月末はクラフトフェアまつもとでもご一緒できるのでこちらも楽しみ。

河内啓さん。
美濃焼まつり最終日だったこともあって「売れるもの無くなっちゃった」とのこと。
お子さん達とテントを離れ、会場の雰囲気を満喫しておられる様子だった。


柴田サヤカさん。
毎年ここををお目当てにされているという方で大変な賑わい。
そんな中でもうちの子供らを気にかけてくれる余裕もあって流石だった。


田中大喜さんとは本当に久しぶりだ。
しばらくお休みしていた作家業も本格的に再開されたのである。
懐かしくて、取り留めなく話す。
「小澤さん、何か相変わらずですね」
私もこう見えて色々ある筈なのだけれど。


額賀円也さん。
3年前もやはりここで見た荒々しい刷毛目は、その後徐々に洗練されていく。
だが今はまた初期衝動のような勢いが再び戻っているように感じた。
「三島もかっこいいね」
「うまく焼けました」
これだけの会話で伝わってくるものがある。
7日(火)の夜、創舎呱々へ。
美濃焼まつりの打ち上げの輪に加えていただく。

束の間のホッとしたひととき。皆すぐに次のイベントが控えているから。
創舎呱々を発信地とした企画も今後続々と生まれていく予定だ。

翡翠釉は本来の色を取り戻していた。
よい予感を胸に、今週末はいよいよ倉敷へ。
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