2017・05
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ >>
2013/04/29 (Mon) atelier七緒展

atelier七緒 展が開催中。

加藤七生さん2013

4月28日(日)~5月12日(日) 11:00-19:00
29日と最終日17:00まで 月火休み(祝日の場合は営業)
まど枠向かい studio
秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル3F
t/018-827-6212
http://madowaku-books.com
トークの時間 4月29日(月祝)18:30~(18:00開場) 参加費1000円

一般に、作品のデザインを支える背景には使い手へのサービス精神があり、
ものづくりの本質とはすなわち社会貢献である。
加藤七生さんはそれを地で行く人だ。
だが、物の「良し悪し」はそれのみで測られるわけではないと
おそらくこれまでの体験を通じて彼女は知ったのだと思う。

昨年から展開している「プライベートライン」。
揺らぎ、ニュアンスなどが評価となり得る曖昧な世界。
これまで生業としてきた「プロダクトライン」とあえて太い境界線を引いたことで
今回、それぞれのアプローチの違いが際立つ展示となっているはずだ。

「でも結局どちらも自分になってしまう」
そこに至るまでの過程を聴くことができる貴重な時間も設けられた。
物にも人にも率直な七生さんの話には、きっと私達自身の体験も含まれている。

仲間・つながり | comment(0) |


2013/04/27 (Sat) 鈴木史子さんの個展

鈴木史子さんの個展が開催中です。

鈴木史子さん2013

鈴木史子 器展 「いれもの」
4月25日(木)~5月7日(火)水曜休 10:00-18:00
うつわとギャラリーの寓
豊川市桜木通3丁目1番地
t/0533-86-5768

鈴木さんの「作品」というと、丸皿、長皿、ポット、マグカップ、キャセロール、
それらを次々と思い浮かべることができる。
それぞれが特徴的だからなのではなく、いたって「普通」だからこそ。
例えば「コップ」と人に言われたら、真っ直ぐ筒型のものを想像するでしょう。
鈴木さんはつまりそういうものを作っている。

この人は焼き物に対する技術も愛着も実はかなりあると思うのだけれど、
ご本人には微塵もそんな雰囲気を感じさせない。
個展の前に野球を観に行ったり飲みに行っちゃったりするし。
「普通」に仕事ができることの難しさを噛みしめている私は(昨日も窯を失敗した)
せめてその苦労の一端だけでもここで伝えていきたいところである。

仲間・つながり | comment(2) |


2013/04/18 (Thu) 増渕篤宥さんの個展

増渕篤宥さんの個展開催中(本日最終日です)。

増渕篤宥さん2013

4月13日(土)~18日(木) 12:00-19:00 最終日17:00まで
SHIZEN
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-5
t/03-3746-1334

陶芸家への褒め言葉で「料理好きだから器もいい」というのがある。
これは半分当たっていて、半分は外れている。
だって増渕さんはきっと料理なんてしないと思うから。

あるいは野菜炒めくらいはするかもしれない。
だが生春巻きやジャムなどまず作らないだろう。
それにも関わらず、増渕さんの熟練の手が生み出す器の見映えの良さ、
使い勝手の良さはここで改めて言うまでもない。

食べ物や飲み物があれば必然的にそこに器が必要となるわけだが、
まず器があって、「何を盛ろうか」と考える楽しさがあることも私達は知っている。
増渕さんの器は、まさにその潜在意識に訴えてくるのだ。

精緻を極めた仕事でありながら、最後は使い手に委ねた「余白」を残す。
増渕さんは、「意識的」にそれを実践している。
作り手として正しい本分の果たし方だといえるかもしれない。
それは、野菜炒めのように簡単に出来ることではない筈なのだけれど。

仲間・つながり | comment(4) |


2013/04/15 (Mon) 清岡幸道さんの個展

清岡幸道さんの個展のご案内。

清岡幸道さん2013

4月17日(水)~22日(月) 12:00-19:00 最終日18:00まで
poooL
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105
http://poool.jp
17日18日清岡さん在廊されます

清岡さんの作品との最初の出合いは、まだ私が駆け出しの頃。
地元でお世話になっているギャラリー春窯さんでのことだった。
薄作りの焼き締めのカップが印象的で、思わず「どなたのですか」と訊くと、
「信楽の清岡君っていってね、最近応援してるんだよ」と春窯さん。
美濃以外の作家も扱われるんですね、そんなようなことを言った気がする。
その後、東京での個展など各地で作品を見る機会が続いた。

3年前、初出展したフィールドオブクラフト倉敷でついにご本人とお会いできた。
名だたる作家達の中で緊張しながらコソコソ開店準備をしていると、
背中から出し抜けに「小澤君だよね」と声を掛けられた。
私の飴釉のマグを気に入ってくれて、自分用にと買って下さった。
後から聞くところによると「小澤君のことを人気作家だと思っていた」とのこと。
「僕も清岡さんのことをそう思ってました」そう答えると可笑しくて二人で笑った。
あのとき、清岡さんもきっと緊張されていたのだ。

清岡さんと私にとって、共通した体験というのはまだそれほど多くない。
だが自分の「節目」を思うとき、ふと同時に清岡さんのことも浮かんでしまう。
今回、私のsizukuさんでの個展と偶然会期が重なっているけれど、
清岡さんはいったいどんな気持ちで作品に臨まれたのだろう。
これから度々お会いできる(飲める)ので、「これまで」のことを改めて伺えたら。
私に対して、まだ晴れていない誤解も随分あるようだし。



清岡幸道さん2013 2 昨年、名古屋のhaseさんでの個展でいただいてきた灰釉の鉢

仲間・つながり | comment(0) |


2013/03/14 (Thu) 高島大樹さんの個展

高島大樹さんの個展のご案内。

高島大樹さん2013

3月16日(土)~23日(土) 会期中無休 12:00-19:00 最終日17:00まで
千鳥
東京都千代田区三崎町3-10-5 原島第二 201A
t/03-6906-8631
16日(土)17日(日)高島さん在廊されます



幅広い種類の輪花・稜花皿でよく知られる高島さん。
東京のあるギャラリーで高島さんの輪花皿を初めて手にしたとき、
「自分にもこんな質の高い仕事ができたら」と憧れたものだ。
ただ同時に、若い作家なのではと勝手に勘違いしていたことは前にも書いた。

器に絵を描かれるようになったのはわりと最近になってからのはず。
ペルシャ風、李朝風、オランダタイル風、大阪風と、筆はまさしく自由自在。
その作風の劇的な変化に、身近な人を驚かせた。

昨年、夏の団欒展に来て下さった高島さんとようやくご挨拶ができて、
そのまま飲みに連れて行ってもらった(しかも奢ってもらった)。
高島さんのこれまでのことを伺ったり、焼き物談義なども少ししたが、
私の知識が乏しいせいで話も広がらず居た堪れなかったことを覚えている。

「どうしてそんなに変わることができるんですか。これまでのイメージもあるのに」
酔った私が本当に訊きたかったことだ。 高島さんはニヤリと笑って、
「小澤君、自分の好きにしたらええねん」。
普段あまり「上から」物を言われることがない私はこの一言に痺れた。
そしてすぐに次のことが浮かんだ。
「俺の好きなことって何だったっけ?」
それ以来、今も相変わらずの私である。

高島さんのようにはなれなくても、自分の道筋くらいはきちんと示したい。
私はもっと自分自身のことを知らなければならないのだろう。
後ろに構わずどんどん進まれる高島さんの姿を追いながら、そんな風に思う。

仲間・つながり | comment(0) |


<< back | TOP | next >>

プロフィール

小澤基晴

Author:小澤基晴
岐阜県土岐市でやきものを作っています。
仕事の試行錯誤の様子、展示会などのお知らせ、家族のことなど。

Flashカレンダー

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリ

最新コメント

最新記事

個展2017

小器藝廊

個展2016 8

個展2016 6

個展2016 4

個展2016 2

個展2015 11

個展2015 9

個展2015 7

個展2015 6

個展2015

ラ・ロンダジル2014

個展2014

小澤基晴2013

R22011.jpg

粉引プレート スープカップ

ラ・ロンダジル2010

Rno2 09